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2006年03月21日

ためにならない解説「冬の輪舞」3

なんだか体調がおかしいですよ、わくわく。
春だからでしょうか。

「冬の輪舞」完結編。
実の父を包丁で刺した千鶴子はどんな伝説のお笑い芸人となるのでしょうか?
(やばい、濃すぎて胃にもたれる……)







前の記事で、俳優の年齢を自在に操るのは髪型だと説明しました。

rinbu18.jpg

この頃の千鶴子はまだ高校生といったところですが……

逆上した父親、龍作オヤジ。
この作品のキーマンです。

rinbu19.jpg

彼を、台所でもみあっているうちに都合よく出現した(だからごはんどきにもめるんです!)包丁で刺した千鶴子。
懲役15年求刑。
昼ドラで服役はさほど珍しいことではありません。

で、平成3年(頃)から平成16年の冬に舞台は一気に飛びます。

この怒涛のスピード感、ほかのドラマでは味わえますかね?

rinbu11.jpg

ほら、髪型が変わりました。

プロのメイクアップアーチストの方に以前お話を伺いました。
髪型の他にも、年齢に響くポイントがあります。
それは「眉」です。
グレーの眉にするだけで、女性はフケるそうです。
(そして、眉尻を長めに描く)
女性ゲーマーの皆さん、ご自分の化粧ポーチの中を見て下さい。
オススメは、赤みの少ない茶色です(グリーンがかったオリーブブラウン)。
どの髪色でも合う、若々しく見える色ですよ。

さて、最後の人物相関図。

rinbu9.gif

長い間取り替えられてた子供が、やっとあるべき家庭に戻ったんですね。
まあ千鶴子の両親は死んでますが。
この後しのぶの父も亡くなりますよ。バンバン逝きます。
若いからって安心できないのが昼ドラ。

千鶴子は、娘=百合をしのぶに託して、ムショへ入ります。
何度か父(大丸の方)としのぶが面会に来ますが、断絶。
でもムショでは模範囚だったのか恩赦でも出たのか、10年程度で出てこられた模様。

出所後は、パトロンを捕まえて(省吾=ショーちゃん)彼にスナック「かもめ」を持たせてもらっています。

千鶴子が生んでしのぶが育てた娘=百合は、新しい父親(仮面ライダーナイト)にもなつかないし、両親が病院の再建で忙しくてすっかりグレています。

おや、前にも聞いた話ですね。
(まぁ病院が傾いたのは千鶴子が事件を起こしたからなので自業自得ですが)


オヤジ狩りがポリ公に見つかった百合、逃げ込んだ先が千鶴子の店。

遺伝子が叫ぶのが昼ドラ。
二人が出会うのも運命でしょう。

まぁ冷静に見れば、「愛のソレア」と同じ。「病院」も、「しのぶの家」も、「千鶴子の店」も、「百合のナワバリ」も、半径数百メートル圏内だと思われます。
皆さんは、過去を捨てたいならもっと遠くへ!

家で閉塞感を味わっていた百合、「ここで働かせてよ!」と千鶴子にゴネます。
もみあっているうちに(そうでないと困るのです!)、百合の足のやけどの跡を見る千鶴子。
(赤ちゃんの頃、しのぶともみあって熱湯をかけてしまった箇所)

まぁいろんな要素があって百合は「もしかしてこの人、私の本当のお母さん!?」と勘付くのですが、千鶴子は前科者。親子の名乗りなんかできません。「違うよ!」と心で血の涙を流しながら突っぱねます。

rinbu15.jpg

しのぶの義母にとって、百合は何のつながりもない可愛げのない子。
思わず「あんたなんかうちの子じゃないのよ!」と叫んでしまいます。
そこで父が「百合……君の本当の母は……」と言いかけます。




「うっ!」

心臓発作は、ここぞという場面で起こります。
(昼ドラにおいてはポピュラーな病気ですね!)
父の病状は予断を許さないものになっています。
(いつの間に。)
しのぶ、ひとめ父に会ってあげてと千鶴子の店に行きます。もちろん千鶴子は突っぱねます。
そこへ、さっき発作で倒れて余命いくばくもない人が登場。
(何だ、歩けるじゃん。)
そりゃ自分の病院ですもん外出許可は出るでしょう。

もう一人の娘=千鶴子に会えたということで、父、安心して帰らぬ人に。
(最後のムリが寿命を縮めたと思われます。)

生きている人は大変です。
病院の再建、ガタガタになった家庭の再建。山積みです。

ここで、また伏線が生きてくるのです。

「病院の経営が思わしくない」
「千鶴子のパトロンはうさんくさい」


そう。
負債を抱えて倒産寸前の病院を、ショーちゃんが乗っ取ろうとするのです。
(いい土地らしいです。)
当然、またもめます。
ショーちゃんが人でなしであるというのは必要な要素です。
でないと、誰が千鶴子の前科についてバラすというのですか。

「おめぇの母さんは、実の父親を刺してムショに入ってたんだぜ!ヒャッハー!」

ヒャッハーと叫んだかどうかは知りませんが、百合、かなりショックです。
不倫で生まれて、その母は殺人犯。
なかなか学校で自慢できるものではありません。
失踪します。

行った先は伊豆。
(パターン)
だーかーらー、伊豆じゃなきゃダメかね?

崖から身を投げようとする百合と、制止しようとする仮面ライダーナイト
まぁ、落ちたんですが。
彼は変身すれば50メートルはジャンプできるのですが、人前では変身してはいけないルールでもあるのか、そのままお亡くなりになってしまいました。百合を守るように。
もっとも、一連の出来事でドタマに負荷のかかりすぎた百合は、一時的な記憶喪失に。

記憶喪失も、TPOに合わせて起こるのが昼ドラです。

邪魔な院長も死んだし、とショーちゃんが病院乗っ取りの真の目的を明かします。

しのぶを自分の愛人にするためです。

愛人契約を強要するというのも、王道です。
(なので、何故!というツッコミは水洗トイレに流すイキオイで。)

しのぶ=主人公の条件は、「自己犠牲」です。
「私が愛人になるから、千鶴子を解放して!」と叫ぶしのぶ。
そこまでせんでも、あんた医師免許あるんだから食っていけるやん。
そんなツッコミは、主人公には届きません!

あ、ウソみたいなオマケのような話ですが、実は百合には重い病気がありました
(私もサイト見るまで忘れてた!)
と、これ以降、ラストへ。

腎臓移植をしないと助からない。
そこへ実母=千鶴子の腎臓を、育ての親=しのぶが移植する手術に挑みます。正直、そこまでの腕の医師だとは知りませんでした!
あ、そうそう。ホースオルフェノクも手伝ったよ。
何たって魔剣持ちですから。

そして移植手術は成功。
病院はたたんで、残った屋敷に義母と千鶴子と百合が住み、しのぶは伊豆で開業医に(無人の生家を改造)。

医院の前で、しのぶと千鶴子と百合、3人並んで水戸黄門のように笑ってエンドロールです。

ふぅ、長かった。
すみませんね。


「愛のソレア」でも申しましたが、昼ドラのラストってのは、「平和にマターリ」が普通です。
ここまで怒涛の展開で引っ張っておいても、最後は必ずハッピーエンド!

以前「中だるみがあることもある」と説明しました。
ラストも、早くからこの「マターリ感」が見えるものもあります。
ぶっちゃけ、途中の話題性のあるシーンだけが印象に残ってしまい、ラストはけっこう薄味なのですね。
なので、最後まで飽きさせず見せる作品は少ないです。

何故なら、テーマは「愛」だからです。

「愛」ゆえに、汚いショーちゃんは逃げていきます。
「愛」ゆえに、いじわるだった義母も今までごめんねと謝罪。
「愛」ゆえに、グレてた百合も素直ないい子に。

TRPGも一緒です!
(そうか?)
なぜなら、「愛」が好きな人は多いから!
いや。
でも。
そこに「愛」があったからっていう行動、けっこうあるでしょ?


今日のポイント。
心臓発作も記憶喪失も使いこなせ。
「愛」は全てに優先する。


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posted by 管理人 at 11:16| Comment(3) | TrackBack(0) | 昼ドラ論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今、昼休みの職場でこの記事を読んでます。

おおっぴらに笑うと色々まずいので、我慢しながら読んでます。おかげで腹が痛い。はっ、やっぱりこれって妊娠?(大バカ)あの時のコウノトリが?キャベツが?ああ、記憶が混乱するー(筋金入りのバカ)

Posted by 宗方ただし at 2006年03月22日 12:44
最後までテンションの高い解説お疲れさまでしたー。楽しかったです!

あらすじを読んで、爆笑するより安心してしまう私は昼メロに慣れきっているのかもしれません。
昼メロで、刺したり心中したり蒸発したり産んだり流れたり復讐したり死んだりしなかったら落ち着かないですし。
いいですねえ、ドロドロ路線のドラマって……(うっとり)
Posted by 沢渡祥子 at 2006年03月23日 18:02
どうも、焼き鳥食ってきました、ウィルス性腸炎の管理人です。

>宗方さん
お腹のお子さんも順調のようで何よりです。
階段とかには注意して下さいませ。
私はキャベツの浅漬けが大好きです。

>沢渡さん
おぉ、昼ドラ信奉者が!
嬉しいです!!
そうですよね、最初から最後まで明るいのなんて安心して見られませんよね!
(「コスメの魔法」は、あれはあれでいいので除外。)
次は「牡丹と薔薇」か「危険な関係」をレビュー予定です。
よろしければ次もお読みになって下さいませ。

コメントありがとうございました!
Posted by 管理人がちゃ at 2006年03月23日 19:06
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