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2005年04月29日

ニューフェイス・ニューパワー・ニュージェネレーション

エゴばかりですからたまにはマジメにイイ話を書いてみましょう(ムリくさい)。

セッションをしよう。
GMは決まった。
あとはプレイヤーだな…
となった時。

もちろんムリなこともありますが、あなたがTRPGを愛している、このジャンルを活性化させたいと思ったら…
新人発掘をしてみませんか?

ゲームに限らず、スポーツなどでも、新人が育たないジャンルというのは衰退の一途を辿っています。既存の人間だけではそれ以上人口も増えずいつも見た顔、いつも同じ雰囲気…

たとえるなら、水の入れ替えをしない水槽です。ポンプで新しい水を送ってやらないと、中の金魚はいつか死んでしまいます。

私は大学時代、ガープス・リング★ドリームをきっかけに、周囲に説明上手でプロレスファンの先輩が多数いらしたため女子プロレスの魅力にとりつかれました。もちろん見る方ですが。この前水着試着したらストロングスタイルって夫に言われてマジでヘコみましたよ。
女子プロレスも今ものすごく衰退しています。老舗全日本女子もとうとう幕を下ろし、絶対安泰だと思っていたガイアも解散決定。この世界でも、新人が育っていないのです。それがジャンルの衰退と無関係なはずがありません。ガッツのある女の子はいるのですがいかんせん少ないし、やはり往年の名選手などに比べると近年小粒化してるし、怪我に泣き負傷欠場→そのまま引退しちゃう期待の若手が、私が観戦するようになってからの数年、何と多かったことか。もちろん入門したコ全員がデビューできるわけじゃないです。リングの上は誰でも上がれるわけじゃない聖域なのですよ、なのにウケ狙いでヘンな一般人とか上げるんじゃないよブツブツとか思うのですが、この世界、プロレスに関しては博識な方が多いのでボロが出る前にヤメます。

たとえが遠大なものになりましたが、まぁ、そういうことです(どんなだ)。
新人が育たなければ、TRPGというジャンルそのものが先細りしちゃいます。
好きな人は何があっても続けるから大丈夫じゃん?と思うでしょうが、大人がコンスタントにTRPGを遊び続けるのは難しい。社会人になってサークルの代表(日程調整とかのみ。実権はもちろんゼロですよー)になって、他のメンバーや大学時代の友人の話を聞いて、本当に難しいよなと実感しています。
また、新人に優しくないサークルは先が見えています。
新人を甘やかせと言ってるんじゃありません(私が入った時は親切な先輩が多くてすごくいい思いをさせてもらいましたが)。でも、この先ずぅっと、今のままで遊び続けられる保証はあるのでしょうか?

SNEのリプレイに秋田みやび先生、藤澤さなえ先生が投入されたのも、新しい力がこのジャンルを活性化させることを期待してじゃないのかしらとも邪推
でも、初心者・新人ならではの発想ってあると思うんですよ。そういうのに触れて、とても新鮮さを感じたから、是非どこのサークルでも新人発掘をすべきだ!と思ってこの文章を書いています。

新人にもいろいろです。ウチでいうとメインシステムがSWなのでこの基準なのですが。
例。
・前からTRPGはやってた。でも他のシステムが殆ど。
・やったことないけどロードスの小説とかは読んだことがある、程度。
・全くのド新人。何となくファンタジーはわかるけど…
・大昔にSWをやってたよ。
・普段は別のサークルでSWを遊んでいます。
だいたい大雑把に分けるとこんなカンジで。

もし新人が初めてTRPGをやる人だとしたら。慣れて自在に行動できるようになるまでは、全員でしっかりサポートしていくことが肝要です。当たり前のようですが、意外と難しいです。どこまで手取り足取りしたらいいのか、いつまでサポートすればいいのか。もちろんそういう風に悩んで考えたり相談しあえるサークルは最高。あとは新人さんのTRPGを楽しみたいという気持ちしだいで、素晴らしいセッションになるでしょう。

如月翔也先輩(先輩引用スミマセン〜)のサイト「Bad Trip」で、先輩がD&Dを初めてプレイなさった時、キャンペーンか何かの途中から入った卓で、自分だけ1レベルで始めさせられた上に「じゃあ、後で登場するから、ちょっと休憩してて」と最初は30分ほど放置され、やっと登場したけど何だか命を狙われていて、気がつけば盗賊ギルドに処刑されてしまい、残り4時間半座っていただけという出来事が書いてありました。
新入りへの対応としては最悪です。
如月先輩は素晴らしいGMでありPLですが(もっとも尊敬するTRPGプレイヤーの1人です)、もしかしたらここでTRPGをやめていたかもしれません。TRPGに興味があって、わくわくしてやって来た人にとってはそれほどの仕打ちですよ。

GMにとって、考えていたキャンペーンの流れというものがあるかもしれません。
でも、自分の中のストーリーを優先して、PLを放置するというのはどうでしょう。

かくいう私も。
初めて入ったSWのキャンペーン(途中参加)で、2時間放置されたことがありまっす☆
今考えると「刺してやる」くらい怨めますが、あの当時は「TRPGってこんなもんなのか」と、周りのやりとりを見ておりました。もちろんその時のGMは、私が入ることは前もって知っていましたよ。

あせるのは、周りの先輩。小休憩のたんびに「ど、どうしましょう?」「ヤバイっすよ!」と相談しあい、「は、早く入れてあげないと」とGMに言って下さったそうです(ありがとうー)。それでもGMは軽く無視して自分の元のシナリオを2時間遂行した上で、やっとこさ私のPCが合流したのでした。18時から始まって(PCは作成済み)、参加したの20時。
私は修行中ですか。
…よく今までTRPGやってるよなぁ自分も(笑)。

もちろん、SWを知り尽くした人だけでやった方が絶対楽です。完全版持参で、説明しなくとも全部やってくれるし。とりあえず今の人数でも開催不可能ってわけじゃないし、と。

でも、あえて新人さんを入れてみましょう。

同じメンバーでずっとやってると、いくら新しいキャンペーンになっても、雰囲気が同じパーティにしかならないことが少なくありません。もちろんサークルの仲間は絶対無二の親友。大切な永遠の友です。
そこに、新人さんが入って、彼(彼女)が、自分の分身であるPC作りをする。TRPGの楽しさを知った新人さんが、違った角度から見た意見を出したり面白い発言をする。
この前まで人に聞かないと何もできなかった人が、いつの間にか行動宣言やダイスロールを、全部自分でやるようになる。
結果、あなたのサークル内に、新しい力が根付く。

社会人になると、転勤などの理由でその人がサークルを巣立つこともあります。
でも、TRPGの楽しさを知った彼(彼女)は、新しい土地でも仲間を探して、TRPGを続けようとするでしょう。案外、GMに挑戦なんかしちゃったりして?

TRPGに興味のある人を誘って、ルールなどをちょこちょこっと教えてあげて、一人のTRPGプレイヤー誕生の手助けをする。
それは、素晴らしくやりがいのある作業ではないでしょうか?

……絶対オチをつけずにいられない性格が嫌だ……
【暴言度★★★★☆】

これは面倒を見る側のエゴ。ヘタに「オレはベテランだ」とふんぞり返っている人より、新人さんの方が扱いやすいという面があるのです。我々の中にはそういう人はいませんが…しかもそういう自称・ベテランに限ってルール間違ってんのな!もうアタマん中でそのルールが刷り込まれてるから間違ってるよって言っても聞いてくんないのな!でもって年上だからこっちも強く言えないのなっ!!
……ダメだ……トラウマがデカすぎる。

TRPGに先輩後輩はありやしません。ただ、ちょっと早く遊び始めただけです。
英語では、昨日から習い始めた3歳の子供でもプロの演奏者でも、表記は一つ。
「ピアニスト」です。それと同じヨ。
何をもってベテランというのか。やはりキャリア?……「リプレイ書きのエゴ」でも申し上げたように、戦略・交渉の一つも打てずだんまりしている人を中堅・ベテランとは死んでも呼びたくありません(トラウマ)
やはり、長くやっていればベテランだということで、自分で自分をそう認識したのでしょうかね。こなしたセッションの回数とかで判断すべきなのですか?
それは甘いです。
長くやってるからって、臨機応変に全ての事例に対処できるわけではありません。本当に、そういう自称ベテランの方が、昨日始めたばかりの人より、ちょっと長くやってるだけなんです。ファイター技能で言うならちょっとオプション「なぎ払い」とかを知ってる程度。新人がそれを覚えてしまえばあとは差がありませんよ。どんどん学ぶべし学ぶべし!

また、長くやってる人を見ていて意外に鼻につく言葉。これがけっこう少なくないんです。
「●●技能はやりたくない。オレは■■技能だけをやっていたいんだ。」
いろいろやった結果、その技能が自分に向かないと判断したのかもしれませんね。
もちろん技能選択時に好き嫌いはいくぶんあるでしょうけど。
実は私も、ソーサラーが苦手。
理由。セージとの同時習得経験点がわからない(バカ)。
ファイターも苦手。
理由。スピアのデータがイマイチわからない(バカ)。
でも本当はキャラメイクの段階から苦手。
理由。武器防具の計算ができない(大バカ)。
ほんでもって、戦闘中万一逝ってしまいそうになった時。
生死判定が未だにわかってない(処置ナシ)。
でも、基本的には何でもやりますよ。やりこなせるかはともかく、あれはやりたくないんだーとかはありません。エルフは最近やってないだけで、この二、三年やったクラスを書き出したら、意外と全部やってた。ダークプリーストやらファイター/アンアームまで(笑)。
たかが遊び、向き不向きなど難しく考えず、いろいろなキャラをやろうぜと思っています。

さて、自称・ベテランさんの主張。どうしてもやりたいものがいつも同じな人。
気持ちはわかるよ。
その技能に何をプラスすればいいとか、目のつけどころもいいよ。
あなたがいれば頼もしいでしょうよ(多分)。
もしかしたら長いTRPG人生で、周りが頼りにならんから1人でやった方がマシだと思っちゃったのかも。そりゃ、やっぱりカッコつけたい。自分の考えた戦術、成功させたいですよね。
だったら1人で遊んでて下さい
案外あちこちのGMさん、こういう自称・ベテランさんの扱いに困ってませんか?
「本当は●●技能が少ないんだけど…」
内心そう思って下手に出てお願いしても嫌だと言う! 自分よりヘタにキャリア長いし年上だったら強く言えない!
そんなときは、こう言ってみましょう。
「へぇ、ベテランなのに●●できないんですか?」
……ほんとーーーーに、性格悪いな自分。

だって。
これを認めると、
●●さんはファイター。▲▲くんはソーサラー。■■さんはシャーマン。残りはあとの人たちで回してー。ってことになっちゃって、上でも述べた「いっつも同じパーティ」になってしまいますよ。
そこにいる全員がそれでいいならいいけど…そこにはTRPGのRとPがない
のちに語ろうと思ってたけど、PCの記号化です。

で、そこで新人さんなんですよ。
「よーし、新人さん、ファイター技能はもう自在に扱えるから、次は魔法使ってみない?」
「次は全員兼業でいきたいからさ。そのかわり魔法が打てなくなってもヒマにならないように、ついでにレンジャーとかにも挑戦しようよ!」
とやっていけばキャンペーンのたびにぐるりぐるりとクラスが持ち回り。自称・ベテランさんも、まさか新人さんをおしのけてクラスを選ばないでしょう。結果、いつでも新鮮なパーティ!

そして、忘れちゃいけない自称・ベテランさんの使いどころ。
こういう人も、もちろんいいところはあるんですよ。いや、こればかりは今日始めた人はかないません。
それは知識量です。やはり長くやってるだけあって、家には今じゃ入手不可能な参考文献がたくさん(ま、持ってるだけじゃダメですけどね)。完全版をひもとかなくてもたいていのことは知ってますよね、きっと。
そこでベテランさんを新人さんの横に配置して、新人さんには「この人に何でも聞いてね」と言いましょう。

GM「今、君たちはファンガス退治の依頼を受けたところだ」
新人「ふぁんがす?」
ベテラン「あぁ、それは●●で○○な■レベルのモンスターなんだよ」
GM「そうそう。特殊能力はね…」

GMの説明だけでなく、周りのサポートを得られ、新人さんはベテランさんに感謝。GMも助かるし、さりげなくベテランさんも気分よくさせつつ、ルールなども人に説明することにより、周りが再確認できますね。

やっぱり新人が入るというのはいいコトなんじゃないですか?
どうでしょう。
posted by 管理人 at 16:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 今日の考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうも、こんばんわです。
先日はうちの記事にコメント付けてくださってありがとうございました。
というわけで、ボクのほうからも遊びにきました。

なぜこの記事にコメントを付けるかといえば、
ちょうど自分サークルのほうで新人育成をしている時期でして…。
新人さんへのセッションは結構ボクが任されるので、
TRPGの面白さが分かるようなセッションを心がけていますが、
初めての方とのセッションはいつやっても難しいものです。
満点のセッションはまだ出来ていませんね。
でも、新しい人とセッションするのは楽しいんですけどね、凄く。
まあ、サークル維持とかの切実な問題もあったりしますが(何

まぁ、あれです。
「自称ベテラン」にならないようにせいぜい頑張ります。

よし、誤植は無いな(ぇ
それでは、また遊びに来ますね。
Posted by 海鴎@DD at 2005年05月02日 01:56
海鴎@DDさんこんにちは。

なんだか危険なことばかり書いているのでとんでもないブログだと恐れられているような気もしているのですが、新人育成、大切なことだと思います。頑張って下さいね。

うちでもおととい例の新人さん(♀)を交えてセッションをやったのですが、ゲストさんが彼女のセンスに驚き、「すごい人を発掘したねぇ」と言っていました。ちょっといい気分(笑)。ルールを覚えていただくのも大事ですが、基本は楽しんでもらうことですから、知識で頭がパンクしない程度にいろいろ教えてあげて下さいね。
って、うちの初心者は私よりレーティングの計算も速いんですが。

またいらして下さい。ありがとうございました。
Posted by 管理人がちゃ at 2005年05月04日 10:03
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