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2005年08月22日

おいしいコーヒーは待たずに飲みたい!?

夏休みが終わりました、管理人ですこんにちは。

前半は旦那の実家で働き、後半は旅行(誰もいない海岸でポロリがあった)とサークル(大学時代のが母体)の飲み会でした。

飲み会では、1年半ぶりにSくんと再会したり、初対面のNくんと楽しく御話したり。
Sくんとは8年近くTRPGはしてませんし、Nくんは全く未知数。
でも、きっと彼らとセッションをするとしたら、楽しく遊べるだろうなと思いました。そんな、気持ちのよい人たち。

人の心の傷口を抉って遊んでいたら、「あんた本当はマゾじゃなくてサドでしょう!」と言われました。
ふふ。何も知らないのね。

一流のMになる為には、Sの勉強もひつy(ry

久しぶりに帰ってきたSくんを囲む会だったのですが、いつものセッションメンバー7人中6人が集まり。いつもはどんなセッションしてるのってカンジでTRPGの話題になり。
唯一体調不良で欠席したうちの新人ちゃん(♀)のことはSくんもNくんも知らないので、彼女の話になった時。
皆が彼女の武勇伝を我先に2人に語っております。

「ありえないんですよ!1レベルのPCを42歳にするんですよ!」
「僕が金がないって言ったら、『靴を磨いたら5ガメルあげる』って言うんですよ!」
「軽業師にしたら、マジメな話をしてるのに口からグレートソード出すんですよ!?」

2人は目を見張りながらも、「へぇ、そんな楽しい人なら会ってみたかったなぁ」と彼女の欠席を残念がっていましたが、それに対して全員が、

「「「「うん!会わせたかった!!」」」」

と声を揃えたのには驚きつつも嬉しかったですね。
毎月一回、一緒に遊ぶようになって一年。
既に彼女はサークルのお客さんではなく、かけがえのないメンバーになっていたんです。

実は管理人は現在疲労で熱を出してます。
なので今日はライトな話題をかましたらまた寝ます。
リプレイのこと。
「書く」人の話なので、「読むだけ」、または「リプレイは読まない」方にはつまらん話です、すみません。
おまけにSWを題材にしてしかも私の主観ですから。
そこんとこ一つ宜しくお願いしますよ。



市販のものにしろ、同人にしろ。
リプレイを買ってきたら。

まずは普通に読みましょう。
せっかくお金を出したんですから!

読了。
そして、その後。

「あー面白かったー」
もしくは
「ダメだ、これはつまらなかった」

という、「読者としての」感想を述べて、まずは本を閉じます。
でも、「リプレイを書く人として」は、大事なのはこの後なんです。

どこが面白かったのか、どうしてつまらないと思ったのか。
そこを探すため、1回目とは違った視点でまた読んでみてください。


その、つまらないリプレイが同人誌でしたら。
そこは所詮アマチュアですから、その欠点は、あなたの作品にも存在する可能性があるのです。なにしろ編集さんも監修してくれる人もいないんですから。

面白くないリプレイなんか糞なんだから読む必要がないじゃんってのは、「読む」オンリーの人(確かに糞でしたらそもそも買わないでしょうが・笑)。
でも書く人には、いくぶん反面教師的ですが教材たりえませんか?
ただ「つまんねー!」って言うのなんか簡単です。
そこを、どこが悪いのかとか、ここを直せばとか、さながら自分の作品のように考えてみたら、少しでも投資した分を回収できると思うのですが。

読者として楽しんだ後は、研究する視点でほじくってみましょうよ。

そこでまず、何だかんだ言っても、プロ・アマ関係なく楽しいリプレイに触れたいという私が思うこと。
自分にも警告してることなんですけど。

惰性でセッションして惰性でテープ起こしして惰性で発行してやしませんか?

まずは基本がコレです。

「楽しかったセッションを、カタチに!」

楽しくないセッションなんかリプレイにするハズないんですから(わかりませんよ…世の中にはいろんなサークルがあるでしょうから…)、基本的にリプレイってのは楽しいハズなんです。
でも、世間では「同人リプレイ=他人のセッション記録なんか読む価値がない」って考えが多いですよね。私も、リプレイは好きだけど全部は読みたいとは思いません。

私はリプレイ書きだから、そこは頑張って他人にも面白いと思ってもらえるリプレイを書けるように努力したいので、このブログでは主張していきます。

リプレイはイイ!
楽しいぞ!!
書いてみよう!!!


では、あんなに楽しかったセッションのリプレイなのになぜ読んでもらえないのか。
「楽しかった」成分の内訳も重要です。
ジャンルは「TRPG」だけど、そのリプレイなんか殆どが「オリジナル」です。
読まされる側の身になって、これは外部の人間にも通用するストーリーかどうか吟味する。
いくら面白かったからって、自分のサークルの飲み会やボーリング大会の雑談を同人誌にしたって売れないでしょ?(いや。現在のリプレイサークルで儲かってるって人がいたら教えて欲しいんですけど……そのノウハウを伝授して下さい……)

それと、「惰性でテープ起こし」の危険性。
以前「私は、あらかじめあらすじを作ってからリプレイ執筆にとりかかります」と書きました。
夏コミ用の本で今回、王道たる「テープ起こしから」をやったんですけど……よほど心して編集していかないとダレます。怖い。
(もちろん、これは私の感想ですから、世の中には楽しいリプレイを書く人でまずテープ起こしからしてる人もたくさんいらっしゃると思います)

まず、マンガでいう「プロット」(あらすじ)のように、「起承転結」のようなだいたいの流れをしっかり掴んでおかないと本当にハイライトシーンとその他のページ配分などがゴチャゴチャになってしまいます。
雑談など冗長な箇所が長い、敬遠されるリプレイは、頭の中ででもノートにまとめてでもちゃんとした骨組みを作らずにテープ起こしに突入してしまったからではないでしょうか。

その「ハイライトシーン」がどこなのか、これも見極めて書く必要があるでしょう。
そりゃTRPGの華は戦闘ですが、だからって戦闘シーンをめいっぱい描けばいいってもんじゃありません。ポイントを押さえて書かないと読むのが面倒になります。

それ以外にも、あなたの「楽しい」セッションには、いいところがあったハズ。
たとえば、「普段は口数が少ないPLが、今回めいっぱい交渉で頑張ったんだよ!」とか、「新人さんが機転を利かせてパーティを有利に導いた!」とか。そんなグッジョブでハートウォーミングな出来事は、是非外部の人にも伝えたいですよね。いい出来事があったら、それを盛り込むのも素敵なリプレイのエッセンスだと思います。
しかし、この盛り込み方も大切。結局内輪ウケ表現になってしまって、読者に届かないのなら書かない方がまだマシだったりもしちゃうんです。

いいものは、たくさんの人に受け入れられるよう努力してみましょう!

ま、同人なんですから。
わかる人にだけわかってもらえりゃいいってスタンスも確かに存在するんでしょうけどね。

上で述べた「ハイライトシーン」について。
どこが大事かを決めたとて、そこを全部収録すればいいワケではありません。
そこでタイトルの「コーヒー」なんです。
これは子供の頃、少女マンガの描き方講座(どうしてそんなモン読んでたんでしょうね・笑)ってマンガで学んだことなんです。
女の子と男の子が、漫画家の先生のところにいてアシ(アシスタント)をしながらいろいろ教えてもらうってストーリーで、毎回先生がいろいろマンガを書く上で大切なことを教えてくれるのですが、ある日先生が「コーヒー淹れてくれる?」と言います。

女の子の場合。
「はーい」とキッチンに向かう。
豆を準備する。
カップを用意したりしながらコーヒーを落とす。
そして「お待たせしましたー」と先生のもとへ。


これに先生は「遅いっ!!コーヒー一杯に何コマ使ってるの!」と言います。
女の子にしてみたら、どうして怒られたかわかりません(笑)。普通にコーヒー淹れただけですから。

男の子がキッチンへ。
即座に湯気の立つコーヒーのお盆を持って「お待たせしました」と登場。それだけ。


女の子は「は、速い…!」とビックリ。
特別そのシーンで、コーヒーを入れる手順などが問題になっていない場合は、この男の子のように淹れている途中のシーンはカットしちゃっていいんです。
マンガは、決められたページの中でさらに見開きごとのコマ割りなども考えなければならないですからね。
リプレイはマンガよりかは小説の形式ですから、マンガほどにページ配分に神経質にならないでもいいですよね。ましてやアマチュア=同人。何ページ使おうと(そりゃ、ページ数は4や8の倍数にしたいでしょうが)オレの自由。だから逆にダラダラしてしまう危険性が高いと思います。

こういう「いらないシーンのカット」で、今日も市販のリプレイから邪推していきます。
新SWリプレイNEXT4「ファンドリア・ファンクション」p77

マロウ オラは槍使いに“フォース”だべ!(コロコロ)ちっ。低くて13。
シャイアラ わっ。マロウが舌打ちした(笑)。
マロウ ダメージ8点!
GM う、抵抗できなかった。ちょっと痛い。(略)

戦闘ですから、たくさんの収録されていない会話があると思います。
この行動を普通にTRPG的に推測します。

2ラウンド目開始にあたって行動宣言

行動宣言全員終了、戦闘開始。

マロウの番。“フォース”発動、達成値13と宣言

GM、抵抗失敗と宣言。

マロウ、打撃力10でダメージ決定。計算して8点と宣言。

GM、生命点を処理。終了し、次の人の行動へ。


こんなもんを1人1人の行動ごとに全部書いてあったら読む気失せませんかね?
(もっとも、行動宣言から全部書いてるリプレイも珍しいでしょうが)

プロのリプレイは、そのシステムの宣伝も目的でしょうから長い(ある程度ルールについての説明が入る)のです。
アマチュアが調子こいてそれに匹敵する長いリプレイ書いたって誰も読まんでしょうなぁ……

人の作品からいいところを盗むために自分の目を鍛えて、テンポのいい作品を書こう!

ということを自分に言い聞かせます(激痛い)。

海鴎さん、カンケイない話だけどTBすみません&ありがとう。
posted by 管理人 at 11:25| Comment(5) | TrackBack(1) | リプレイを書こう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
rurieも昔はリプレイを書いていたのですが
ある日突然自分たちのセッションが
「彼らはダンジョンに入り、モンスターと
戦って殺したり殺されたりした挙句
宝を手に入れたり死んだりした。」
の一言で終わるのに気がついて
自分はなんてテンポの良い文章が書けるんだ!
と感動し、この面白さを伝えるべくコミケでリプレイを
たった500円で売っていると
道行く人々がなぜか襲いかかってくるので
それ以来リプレイを書くのは止めてしまいました。
リプレイ読みなんて馬鹿ばっかりですよ!もう!

あ、ちなみにオチとかなんとか
そんな世のためになるようなものは
ありませんのでよろしく。
Posted by rurie at 2005年08月22日 20:07
新人さん素晴らしいですね^^
一サークルに一台って感じですww

私は以前通っていた友人宅で飲んだとき、自身のキャラとかに関する
御意見をいただいた事がありますが・・・

「セッション成功はおまけだろ」
「ヴィジュアルシーンでよく(自分から)死ぬよね」
「死の美学ってのに憑かれていないか?」

・・・ろくなもんじゃないですなぁ・・
セッション成功はおまけです、偉い人には(ry


冗談(?)はおいてリプレイについてですが。
筋道、起承転結のきっちりした作品は確かに読みやすいですね^^
魅せる場所、はしょる場所を見極めるというのはセッション参加者の方
にはし難い事ではとも思いますが(客観的な目は当事者には持ちにくい
ものですし)

数をこなす、てのが一番良い方法かなぁなんて思います^^
さじ加減は料理してる人じゃないとわかりませんしねぇ。いいリプレイ
を見て感じる事も大事でしょうが、まずは作って見ることからですね^^

テープレコーダーを入手したら書いて見たいと思いつつ数年過ぎているイズミでした〜^^
Posted by イズミ at 2005年08月22日 23:38
うっす、自分も最近強烈な他サークルの新人(♀)に出会った海鴎@DDです。
(この人⇒http://blog.livedoor.jp/seagull54/archives/30526783.html

よく分かりませんがとりあえずTB返ししておきましたね。
(いや、新人と最後の部分ですが)

自分はよく記事でリプレイのレビューを書いていますが、
やはり上手いリプレイは省略の技術がしっかりしていますね。
ダラダラした感じなのは、読むのも苦痛ですね。
商業リプレイは初心者の第1歩になるのですから、上手いリプレイ増えて欲しいですね。

え、そういう自分は書いたことあるのかって?
…んと、黙秘権を使用します(ぁ
Posted by 海鴎@DD at 2005年08月23日 02:00
同じ、リプレイ書きとして考えさせられる事仕切りですねぇ・・・
僕も、リプレイを書く時は

1・テンポ良く(冗長な部分は省く)
2・内輪ネタは出切るだけ切る(他人が見ても分からないので)
3・モトネタがあるネタを書く場合、説明しなくても10人中8人が分かれば書く、分からない場合は書かない(説明を入れると長くなるし、興味がないとポカーン)
4・キャラクターの目立つシーンを絶対入れる(戦闘やロールプレイ等)

を心掛けて書いています。
けど、実際何処まで出来ているのか分からないんですけど・・・

でも、商業・同人問わずに面白いリプレイが増えれば色々なプレイスタイルの参考になりますし、知らない人にTRPGを進めやすくなるので、どんどん増えて欲しいですね(^^)/
Posted by わきこ at 2005年08月23日 05:18
朝になるとサンタさんが枕元にたくさんのコメントを置いてってくれました。
わぁ、TBまで。

>瑠璃絵さん
そのオチもないところが瑠璃絵クォリティですね(笑)。
でも書く方も馬鹿が多いのかもとかとんでもないところで頷いたり…

>イズミさん
えぇ、うちのサークルはこの新人に限らず「一家に一台」ばかりなんですが、逆を言うと「……二台あったらとんでもないことになるよな」って人だらけです。
私はあえて第三者視点で非情になって「いや、このシーンはいらんだろ」って切り捨ててます毎回。どうしても惜しかったら、仲間うちだけにノーカット版配ればいいんですから。
マイクつきレコーダー(ラジカセ)、案外おじいちゃんちとかに転がってますよ。

>海鴎さん
えぇ、ホント、リプレイってバッサバッサと切り捨てるんですよ(だからテープ起こししても無駄な部分がもっさり出ます)。逆に捨てる部分がないエコロジカルなリプレイってのもすごい反面そんなん他人が読めるんかい状態です。
というわけで海鴎さんの執筆したリプレイも公開、ヨロ!

>わきこさん
なるほど。
私はこちらの(4)を受けて、完結するまでリプレイはあまり発行したくないクチです。やってる途中でPCの性格(口調など)が変わりすぎちゃうと作品がおかしくなりそうで;
でも、こういった「目標」を立てて書くと絶対いいですよ、という記事を書こうと思ってました(笑)。
私は、先輩に「TRPG初心者に君のリプレイを渡しておいた」と言われて青くなったことがあります。ファーストコンタクトがウチのって……

皆さん、コメントありがとうございました。
Posted by 管理人がちゃ at 2005年08月23日 09:04
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Tracked: 2005-08-23 01:50
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